珍しいかも その4
「そう、スタイルだよ、シャーロットのスタイル」
「だって、私、こんなんよ、いつも」と、ますます面食らったシャーロットの頬にはかすかな赤みすら差した。
「まさにその一貫性こそが、スタイルってことなんだよ。さすがフランス人は違うなあと思うよ」
もはや言葉を失う境地に達したシャーロットは、思いのほか、ごく素直にこの褒め言葉を享受したかにみえた。
そして、嬉しそうにはにかむその様子は誰が何といおうと、やはり間違いなく可愛い現役の女のものでした。
それにしても、「現役の女は、絶え間なく褒められることでますますその寿命を延ばす」という私の信念を、このシャーロットに見るという不思議。
いや、よく考えればそれは不思議でもなんでもないのかもしれません。