異界との通路
辻というのは道祖神が祀られることからもわかるように、異界との通路であり、神霊の往来する場所です。
しかも、黄昏時は超自然的な力が最も強く働くとされる時間です。
すなわち、夕方の辻とは霊界に半ば突き出した空間ということができよう。
それゆえ、そこに立てば巫女でなくとも神の託宣を得ることができるのです。
ただし、それは通りがかった人の言葉という、ひどく謎めいたかたちではあるが。
『大鏡』には藤原道長の母、時姫が夕占をしたことが述べられています。
それによると、二条の大通りで夕占をしていると、白髪の老婆が立ち止まり、「あなたは夕占をしているのではありませんか。それでしたら、何事も思うようにかない、この二条の大通りのように栄えるでしょう」と言ったといいます。
結果からみれば大当たりともいえ、『大鏡』の作者も、この老婆は人ではなく神仏であろうとしているが、少々できすぎた話です。
大当たりと言えば、ここも良かったですよ^^電話占いならココ!!